スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

抽象化と具体化のサイクル

 帰省前につき時間があまりないので、今日のところは簡単に書きます。更新も盆明けまでは休みますので、ご承知ください。

 白河堂さんの「行為のミメーシス」について。


 本文なのですが、要点は3つあるかと思います。

(1)人間一般における認識の問題
  ・状況の多重性、物理的状況と社会的状況
  ・物語という記述形式、見立て
(2)認識および表現の、TRPGにおける応用
  ・世界観、背景世界との関係性
(3)フィクションにおけるリアリズム
  ・メディアの特性と、表現方法
  ・手続の外部化、ゲームシステムとダイス

 どれも大きな問題なのでここで一度に書くのは難しいですが、論点は馬場コラム(2003年1月~2004年1月)の再整理だと思います。

 一点目の参考に、『ロボットの心』を挙げます。入門編としてわかりやすく読めるのが魅力。
 白河堂さんのところでしばしば紹介されている、松岡正剛氏(論文『われわれはいかにして物語性を獲得したか』)、芝村氏(テキスト『知能境界線上の冒険(AIとは?)』)では正直わからない、という方にお奨めです。


 「首ナイフ」問題と、問題の所在は同じですしね。
 もっとも、これは「メディア特性を生かす」という目的から生じる結論であって、TRPGの本質論として扱わない方がよいと思うのです。
 この点については、「フィクションはそもそも脆弱である。それを補うため、システム(メディア形式+個別のゲームシステム)と相補的に行動することでそのコンセプトを活かすプレイングが運用として望ましい」というのが現在のわたしの結論です。

comment

Secret

オペラ・プロジェクトの資料について

こんにちは。白河堂です。
いつもトラックバックでの有益な議論を拝見させていただいております。ありがとうございます。

松岡正剛氏のオペラ・プロジェクトに関しては私も大注目していたのですが、ネットに資料が存在していたとは存じませんでした。早速参考にさせていただきました。大感謝です。

行為のミメーシスの背景には、RPGを「再現の芸術」として捉えなおす意志が存在しています。どうぞ今後の議論にもご期待ください。
プロフィール

牡牛

  • Author:牡牛
  • 物語る技術(コンセプト、シナリオ、構造、演出、表現ほか)について、分析・提案するブログ。
    主な関心領域
     エロゲ(分析・感想)
     TRPG(プレイング技術の提案)
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。